Road to 沖縄

〜最高のスタートA〜

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○教え子に会いに長野へ!

5月3日午前2時 出発

たぶん3ヶ月くらい家を離れるので、出発前にいろいろとやることがあり、
出発がだいぶ遅くなってしまった。

*ちなみに、出発3時間前にやってたこと  →  トイレの便座の付け替え(笑) 初めてやったよ…


長野を目指すことになったので、国道20号をひたすら西へ向かった。

奇橋っていっても変な形をしてるわけじゃなく立派な橋 夜通し走って朝になったとき、ちょうど"日本三大奇橋"の『猿橋』に着いたので、
そこで休憩をして朝食をとった。(午前6時半)

体力はまだまだ全然大丈夫だった。
が、もう膝がちょっと痛み出していた。

「う〜ん。5日間も具合が悪くて寝てたから、膝がびっくりしたかな。。。」


とは思っても、今日はもう3日だったので、がんばってあと100km進まなくてはいけない。


「まだ7時だし、こないだは一日170kmも行けたんだから大丈夫!」


と気合を入れて、またこぎ出す。


しかし…


西に行くときの20号ってのは、その7割くらいが上り坂。(体感によると)
積んでいる荷物が相当重いので、坂道になると極端にペダルも重たくなった。



「くっそ〜。なんだかやたら上り坂ばっかりだな!」



自転車旅行ではよく言う 独り言 を言いながら、小休止を取りつつゆっくり進んだ。

何とか甲府を過ぎ、韮崎(にらさき)まで来たとき(午後2時)遅い昼食を取った。(ここまで120km)


自転車を降りると膝がもうギシギシと悲鳴をあげてて、おじいちゃんみたいな動きしかできない。笑

いや、笑えねー。


あと30キロちょいだけど…膝が耐えられるかほんとに心配だった。

「でも、今日中に会いに行かなくちゃ!」

とにかくもらった手紙が嬉しくて、それだけでがんばってたなー。勝手に。。。




で、やっと着いた手紙の住所付近。午後6時半。もう暗くなってきた。ヤバい!!


手紙には "○○山荘" って書いてあったから、とにかくキョロキョロして看板を探した。

んー、見当たらない。



(*)地元の人に聞いてみた。

  「こんばんは。あの〜、この辺に○○山荘っていう宿はありますか?」

  「へぇ?○○山荘?そんなもんあったかなー。ごめん知らないよ。」


  (*)Repeat × 4


そう、とにかく聞きまくった。


でも見つからない。 …絶対おかしい。
ど〜考えても、手紙に書かれた場所は半径1キロ以内。

そんなに近くの旅館を、地元民が知らないわけがない。

「そういえば…出発前にヤフーで検索しても『○○山荘』ではヒットしなかったな…。」
ヤホーじゃなくてちゃんとヤフーで調べたし。。。




「え〜。ここまで来たのに場所すら見つからないで帰るの〜。。。」(←これ独り言)



こんなにがんばたのに…   そんなのあきらめられるわけねぇ!



と、とりあえず完全に人の姿が見えなくなるまで聞きまくることにした。

すると…


「○○山荘?んー、知らねぇが、○○さんって人の別荘ならそこにあるぞ。でも、陶芸の先生んちだぞ。」


→つづく

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