鉱山の町 クイーンズタウンに到着

1月31日(月) 【旅 5日目】



今日は、Tullah(タラ)にある湖の湖畔での目覚め。








今日も3人で出発!!





クレイドルマウンテン登山で疲れてたから、無理もないか。




ジョノはもう起きていた。


ウィルは自分の小屋へ戻って寝たらしい。


もう9時だったので、俺も急いで部屋へ戻って出発の準備をした。


ウィルがなかなか来ないので小屋へ見に行くと、


まだ完全に寝ていた。


そりゃそうだ。

昨日もカナダ人と結構ワインを飲んだからなぁ。

ねむ〜い。 まだ酒が残ってるわー



朝の俺たちは、こんな感じ。笑




まだなんとなく酔っ払っている身体をなんとか動かし、準備を終えて、

今日は、ジョノと一緒に3人で出発した。



ジョノは、タスマニア島の南岸にある都市「ホバート」を最終目的地として旅していたので、

タスマニアを一周する俺達とは、ほぼ同じルートを通る。

仲間が増えた♪



いけるところまで、一緒に旅しようということになった♪




タスマニアの道は、予想以上にアップダウンだらけ。


せっかく、「峠を上りきったぞ〜!」って思っても、


上った分を一気に下ったあと、またすぐに次の峠が現れる。


そんな道が続くので、時間も体力も、平らな道の倍近く必要。



今日は夕方まで走って、結局70kmくらいしか進まず、

Talah(タラ)という小さな町にある湖の湖畔でキャンプすることにした。



タスマニアは"釣りの名所"でも有名な場所なので、

湖や川でのトラウトフィッシングを楽しみにしていたウィルは、釣りにチャレンジ。

が、釣りはど素人のウィル。


残念ながら、今晩のおかずが増えることはなかった。




夜、テントのそばに巨大なアリを発見。(3cmもある)



「なんじゃこのデカいアリは!?」


と思ってつまみあげると、



ガブッ!

ガブッ!



つまみあげた指を2度噛まれ、

その瞬間、ハチに刺されたような激痛が走った。



「痛ってぇぇぇ〜!なんだよ、このアリ!」



ウィルの話によると、このアリは「ブルアント」というアリで、

噛まれるとしばらく激しい痛みが続く、獰猛なアリらしい。



こんなヤツがいるとは!油断した!



痛みに苦しんでいると、ジョノがやってきて、



「俺がBushman's trick (先住民の技)を見せてあげるよ。」



と言って、藪から一つの草を引き抜き、

根っこの白い樹液を噛まれた場所に塗るようにと渡された。



塗ってすぐに痛みが引いたわけではないけど、

その後、2時間くらいで痛みは完全になくなった。



あとで聞いてみると、

ジョノの職業は子ども向けのクレイアニメーションのクリエイターで、

アボリジニの物語の取材をしたとき、2ヶ月間彼らと森で生活したらしい。

そのとき、いろいろな先住民の知恵を教わったんだと。



う〜ん、ジョノ。やるなー。



なかなかおもしろい友達ができた♪



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